ライフサポートウェルビーイングの日記

HSPもち保健師心理カウンセラー三児の母@新潟 宇宙理論×インナーチェンジングセラピー

父のこと、介護施設の職員さん、往診してくれたドクター皆さん優しい

私の父は馬鹿正直な人。会社勤めしている時どうゆうわけか有給休暇を一日も取らなかった。
リストラの候補になっていなかったにも関わらず同僚がリストラされるからと自分も退職を願い出た人。
そして同僚が有給休暇を消化するなか有給を取らず最後まで働き続けた人。
口下手な人。自分の父(私の祖父)が酒乱だった。その父が亡くなったらお酒を飲み始めて同じく酒乱になった。
うつ病、自殺未遂。入院それでやっとお酒をやめることができた。
その数年後、若年性認知症になった。今から10年くらい前の発症かそれ以前かも。
お酒の脳への影響もあるに違いない。

認知症の父を母がずっと介護していたのだけど。それはもう人から見たら壮絶な介護。

急に歩けなくなって入院した。
圧迫骨折
その後胆のう炎
その後脳梗塞失語症
また胆のう炎、胆のう切除手術
と入院中に病気になってしまい8か月も入院してしまった。


で、
今日は父の入所してるショートステイに来てる。往診の付き添いのため。
今月はじめに8ヶ月ぶりに病院から退院することができた。
父は家に帰れると思っただろう。家に帰りたいねというとうなずいていた。嘘はつけないので家に帰るよとは言えない。
病気治ったけどリハビリのとこ行くよって説明。すぐ忘れるけど説明はしないとね。

お世話になりましたってあいさつしないとって言ったらうっすら恥ずかしそうに笑みを浮かべ会釈した。
大声出したりしてごめんなさいも言わなきゃね。と言ったらけげんそうな顔をしてた(笑)

数人がかりで病衣から私服に着替えさせてもらい、車椅子に乗ったときはまんざらでもない表情。
福祉タクシーに乗ってる間もご機嫌だったそう。

でもついた先が家でなく施設なので、着いた途端に不安そうな表情。でもベッドにうつりスヤスヤ昼寝をはじめて、ひと安心。


入所してから数日ぶりに今日父に会って、感情失禁で泣いてた。うれしいのかせつないのか。こちらの言ってることばはわかるようでうなずいて答えてくれた。


先生が往診してくれたのだけど、初対面のその先生が本当に優しく父に語り掛けて触れてくれて、なんか泣けてしまった。
父も初めは何をされるかもわからず拒否的で聴診器も当てるのも嫌がったが、結局最後はおとなしくインフルエンザの注射をしてもらったのには驚いた(笑)
在宅医療や施設への往診など利益度外視で熱心にしている先生なのだろう。

本当にありがたかった。施設の皆さんも本当に親切でありがたい。できることがあったらボランティアなどぜひお礼をしたいものだ。


読んでくださってありがとうございました♡